来月4月1日は長女の大学入学式。というわけで、家族全員で向かった先は「三井アウトレットパーク岡崎」。まだ完成して間もない新スポット、いつかは訪れたいと考えていた場所です。ショッピングを楽しむわけですから、何も買わないのに行くのはストレス。目的を明確にして、いざ出発です。
自宅からは高速道路を使って、約1時間の距離。道中は特に会話を弾ませることもなく、そうかと言って変に静まり返ることもなく、これぞ超自然体というべき空気感で満たされます。私は当然車の運転、長女は助手席でスマホいじり、次女は後部座席でスマホゲーム、妻はやはり爆睡。我が家の何の変哲もない光景です。
でも、これこそが私にとって最高に幸せを感じる時間なのです。長女は18歳で成人、次女は14歳で高校受験生ともなると自己主張が出てくるのは自然なこと。さらに、妻はいい意味で自由人。だからこそ、一緒に行動できることはご褒美をもらったかのような感覚になります。
目的地に到着すると、新居のようなフレッシュな佇まいが目に飛び込んできます。なんだ?このワクワク感。これだよ、これ。小学生が遊園地に訪れたような喜びを感じずにはいられません。ほんとはスッキプでもしたいくらいです。さすがにやりませんけど、50代でも無邪気さはあります。
長女次女の後ろ姿を見ながら歩いていると、しみじみ湧き上がる想いがあります。「あれ?二人ともこんなに身長高かったっけ?」「後ろ姿はもう子供ではないな」「俺も年を取るわけだ」。声には出さない独り言が、頭の中で木霊しているようです。そんなこととはいざ知らず、妻は私の斜め左前を意気揚々と歩きます。
訪れたお店は、「ORIHICA(オリヒカ)」。フレッシャーズ応援フェアは入学式に相応しいものばかり。長女は迷うことなくスーツを手に取り、すぐに試着室へと足を運びます。ファッションに疎い私は遠巻きにただ見守るだけ。こういう時は余計な口出しをせず、女性陣に任せるのが得策です。
とは言え、試着室のカーテンが揺れるたびにどうにも気になって仕方ありません。居ても立ってもいられず、「おい、着替え終わったか?」カーテン越しに声を掛けます。しばらくしてカーテンを開けると、そこには真新しいスーツに身を包んだ長女の姿が現れます。
誰だ?お前は?と言いたくなるくらいの変身ぶり。もうそこには子供だと思っていた長女の雰囲気はありません。濃紺のジャケットにパンツ、薄ピンクのシャツ、胸元には風になびくようなリボン、どこからどう見ても社会人に見えてきます。まさか、ここまでハマるとは。
驚きと、感動と、楽しみと、発見と、まるでジェットコースターに乗ったかのような気分。冷汗は出ませんが、心に発汗があったことは確か。私にからすると、この場所はリアル遊園地だ。










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