いきさつを読む
本日朝10時は長女の大学合格発表。にもかかわらず、長女は自分の部屋から出てくる気配がありません。ようやくリビングに姿を現したのは、発表時間ぎりぎりの5分前。「あー、緊張するよー!」と大声をあげながら、足をバタバタさせて落ち着かない様子です。
私はリビングテーブルに置いたノートパソコンを開き、運命の大発表を受け入れる準備をします。長女はゆっくりと椅子に腰を下ろし、画面と向き合います。「マジで、マジで、どうしよう?合格してるかな?」長女の緊張は大きくなる一方。ここから逃げ出すのではないかと思うほどです。
あとワンクリックで合否が判明。長女は覚悟を決めたのか、画面を真っすぐな目で見つめています。私はというと、脇で立っているのが精一杯。平静を装いながら成り行きを見守るしかありません。「なるようになるさ、やるべきことはやった」無意識に自分へ暗示をかけています。
長女が最後のクリックをすると、画面には「合格」の二文字が。すぐに喜びたいのに、二人の間に沈黙の時間が流れます。今回の受験は併願、「第一希望の合格なのか?」その疑問が解消できないからです。焦っていたこともあるのでしょう。冷静さを取り戻して、やっと事態を把握。
第二希望の商学部に見事合格です。私は長女の手を強く握り、「よくやった!合格おめでとう!」と祝福をします。今日に至るまで、どれほどの困難があったことか。最後の最後まで受験大学を迷ったこと、早朝から電車で大学見学へ行ったこと、連日連夜の面接練習、言い始めたらきりがありません。
長女自身は、私が想像するよりずっと大きなストレスを感じていたことでしょう。きっと、人知れず涙を流したことだって…あるのでは。これまで何度も遭遇した艱難辛苦。それはあなたを強くするための出来事に違いない。常に前を向いて歩いていこう。そんな言葉を掛けたくなります。
さあ、これからは入学準備が始まります。私にできることのひとつは、やはり大学授業料の支払い。授業料が高額なことは分かってはいたものの、現実を突きつけられた気分(ちびまる子ちゃんの顔に縦線が入る感じ)です。「もうこうなったら稼ぐしかない」より一層気合いが入ります。
長女の選んだ大学は素晴らしい環境です。4年間の大学生活、充実の時間になることは保証されているようなもの。私は渾身のエールを送ります。
「勉強に」
「アルバイトに」
「サークルに」
「思う存分満喫してこい!」











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