今朝はあいにくの雨。日曜日にもかかわらず、平日の出勤時間に目が覚めます。2階の寝室にいても、1階リビングから騒がしい物音が聞こえてきます。そうなんです。今日は休日であって休日ではありません。訳の分からない表現ですが、長女にとって運命の決戦日なのです。
大学進学を希望する長女は、今日を迎えるまで必死の努力を重ねてきました。試験内容は面接。今まで一度も経験したことのない未知なる領域です。事前に課題エッセイを提出しているので、そのことに関してアウトプットできるのか。発信力やら主体性やらが試されるわけです。
私にできるサポートは何か、自問自答の連続です。試験前1週間はできるだけ仕事を早く切り上げ、体を鍛えるトレーニングを控え、最大限長女に時間を費やせるスケジューリングをします。後から振り返った時に、もっとしてやれることがあったのに!と後悔をしたくはありません。
始まったのは連日連夜の面接練習。私は面接官、長女は受験生の役で想定問答を行います。志望動機、自己PR、自分の夢、高校生活で頑張ったこと、さまざまな質問に対する回答を準備。おしゃべりが好きな長女からすると、どんな質問がされても楽勝かなと。
実際は真逆の結果に。私が質問をしても、長女からはスムーズに言葉が出てきません。回答の台本があるにもかかわらず、いざ声に出そうとすると詰まってしまうのです。次第にストレスが溜まり始め、「自分の思った通り話せばいいんだよ!」と強く言ってしまう場面が増えてきます。
不穏な空気のまま、練習を終えることもしばしば。私は長女をサポートするどころか、自信を喪失させているのではないかと自己嫌悪に陥ると夜も眠れません。次の夜、長女は「パパ、面接練習してくれる?」と懇願。私は「あんなに叱責をしてしまったのに、なんて健気なんだ」と、長女をますます応援したくなります。
私は長女を駅まで送り届けた後、自宅に戻り祈るような気持ちで過ごします。テレビを見ていても、部屋の掃除をしていても、全く落ち着きません。「今ごろ面接試験なのかな?ちゃんと答えられているだろうか?」そんなことを考えていると、あっという間に時間が過ぎます。
昼近くに長女からの電話。「今終わった。今までで一番上手く話せた!」弾むような声が聞こえてきます。続けて、「ちゃんと自分を出し切ることができた。言いたいことは全部言えた」と。雑踏の中からやり切った感が伝わってきて、私は安堵感に包まれます。
帰宅後の長女は解放感に満たされ、清々しい表情。ひとしきり話をした後は、自分の部屋で爆睡をしています。合格発表は9日後。見事に合格!となればこの上ない美談に終わるのですが、天命を待つしかありません。今晩から面接練習がない…ほっとしたような…気の抜けた炭酸飲料のようになる私でした。続きを読む











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