寝顔に感じる、父としての幸せ

9月に入っても、相変わらずの猛暑が続いています。今日の東海地方は最高気温37度。正直、もううんざりしてきます。

そんな中、今朝はお盆休み以来となる「みんなの森 ぎふメディアコスモス」へ足を運びました。夏休みが終わり平日のせいか、人はまばら。パソコン席に座っているのは私一人だけで、静かな空気が漂っています。

最近、私がひそかに楽しみにしていることがあります。それは、夜寝る前に次女の寝顔を眺めること。そして、両手でそっと顔を覆うように触れることです。

すると一瞬だけ半目を開け、起きたかのように私を見ますが、すぐにまた眠りに戻っていく。その姿がなんとも愛おしいのです。

次女は中学2年生。思春期真っ只中で、普段はこちらから目を合わせようとしてもそっけない態度。体に触れることも、もうほとんどありません。

会話の糸口を探そうと必死に考えますが、そういう時に限って言葉が出てこないのです。だからこそ、寝顔を見つめている時間が私にとって大切なひとときになっています。

もちろん、本人に知られたら大変なことです(笑)。「気持ち悪い」「触らないで」と一蹴されるでしょう。それでも、私は寝顔に手を伸ばしてしまう。完全に親の立場を利用しているだけだと自覚しています。

子供は少しずつ親の手を離れていきます。自分のことを自分でできるようになり、サポートを必要としなくなる。その姿は頼もしい反面、どこか寂しさも伴います。私はまだ「子離れ」ができていないのでしょう。

今晩もまた寝顔を見に行くと思います(このことがバレてなければ)。「今日も部活を頑張ったね」「何か困っていることはないかな」と心の中で語りかけながら。そうすることで、私自身が小さな幸せを感じられるのです。

この先、娘たちは20代、30代と人生の大海原へと漕ぎ出していくでしょう。どんな職業に就き、どんな人と出会い、どんな人生を歩むのか。私もまた父親として、自分の人生の舵をしっかり握りながら、彼女たちの航海を見守りたいと思います。


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