気づけば年間70日!? スマホ依存から抜け出すための挑戦

私は自身の目標設定に新たな項目を追加しました。「スマホ使用時間を一日2時間以内にする」という内容です。以前からスマホを長時間見ることに、疑問を感じることがありました。無意識にスマホを手にして、あっという間に時間が過ぎる。本当にこれでいいのだろうか、と。

朝起きてから夜寝るまでの間、常にスマホは私の手の届く距離にあります。リビングでテレビを見ていてコマーシャルが流れると、その数分の時間すらスマホに目を向けてしまいます。ヤフーニュース、フェイスブック、ユーチューブなどすぐには必要としない情報を見るために。

仕事中はLINEをチェック、その時間自体は数秒で終わる作業です。問題はその後。スマホを手にしたまま、他のアプリを開いてあれこれと時間を割いてしまうのです。不要不急の行動は、時間を浪費しているとしか言えません。にもかかわらず、止められない自分がいます。

実際にスクリーンタイム(スマホの使用時間が分かる機能)を確認すると、多い日には5時間近く使用しているのです。これほどまでに長時間使用していることなど、全く実感がありません。この事実を知った時に、冷静にその数字を眺めながら考えてみました。

一日5時間ということは、一週間で35時間、一か月で140時間。この時点で冷汗が出てきます。さらに、三か月で420時間、半年で840時間、なんと一年では1680時間。もう怖くて計算を止めたくなります。年間365日のうち、70日間はスマホを見ている時間になるのです。

このことに気づきた時、「これはやばい、時間の使い方を考え直す必要がある」と焦りが出てきました。同時に、目的もなくスマホを見ることに時間を割くよりも、もっと大切なことに時間を使うべきだと決意。その瞬間から、自制する毎日が始まります。

正直スマホに依存していた生活習慣があるので、使用制限を掛けるとなるとストレスに繋がります。ついつい空き時間ができると、右手がスマホに延びそうになります。そんな時に、「待て、自分との約束を忘れたか」ともう一人の自分が心の中でささやくのです。

まだ取り組み始めて間もないのですが、使用時間2時間以内に収まる日が多くなってきました。これが習慣化されるまでは、さまざまな誘惑に勝たねばなりません。目標達成できた時は、「よくやった」と自分を褒めるようにしています。そうすることで自分を鼓舞できるのです。

見たい動画たくさんあります。でも、「自分との約束」を破るわけにはいきません。大切なことを大切にできる自分に近づくために。


思春期の娘を持つ父親のための
「オンライン座談会」開催中

思春期の娘を持つ父親が、安心して語り合えるオンライン座談会です。「娘とどう接したらいいのか、わからない」という悩みを共有し、子育てのヒントを見つけてみませんか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です