永ちゃんから学ぶ、走り続ける力

矢沢永吉(やざわえいきち)。言わずと知れたロック界のスーパースターです。先日テレビ番組「日曜日の初耳学」にゲスト出演していました。私は事前に出演情報をつかんでいたので、その日が来るのを心待ちに。リアルタイムで見るにもかかわらず、録画予約までしてしまうほどでした。

なぜこれほどまでに私を惹きつけるのか、それは彼の「生きざま」にあります。現在75歳。今もなおトップを走り続ける姿は圧巻です。表現力や歌唱力はもちろんですが、そこに至るまでの考え方にこそ共感し、生きる力をもらっています。

番組の中で永ちゃん(愛称)はこう語っていました。「俺はこうしたい」「こうなりたい」と言い続けてきた、と。普通なら「言ったはいいものの、できなかったらどうしよう」とプレッシャーになるはずです。周囲への公言は、決して簡単なことではありません。それでも彼は言い続け、自分を奮い立たせてきたのです。

私はこの姿勢に大いに励まされます。日常生活で「年収2000万円を目指したい」などと口にすると、「何を言っているんだ」「そんなの無理に決まっている」と否定的な声を浴びることがあります。そのたびに気持ちが沈みますが、成功者の言葉を信じ続けることで、また前を向けるのです。

もう一つ印象に残ったのが、彼のライブ後の行動。永ちゃんはステージを降りると、係がバスローブをかけ、車のドアを開け、そのままホテルへ直行します。会場を去るまで、わずか40秒。永ちゃんで言う「即逃げ」です。

「身体のこと、タイミングのこと、フィーリングを考えたら、そのまま帰った方がバランスがいい」。そう語る永ちゃんに、私は深く納得しました。世の中の常識に合わせるのではなく、自分に合った行動を選ぶことの大切さを改めて実感したのです。

今の私は、まさに「自分が気分よく過ごせる環境」を探し続けています。他人が良いと思うことでも、自分に合わなければ最高のパフォーマンスは発揮できません。身を置く場所、時間やお金の使い方、人生設計…。様々な観点から模索を続けています。

矢沢永吉。これからもきっとエンジン全開で走り続けるでしょう。彼の発言や行動に勇気をもらいながら、私もまた走り続けます。


思春期の娘を持つ父親のための
「オンライン座談会」開催中

思春期の娘を持つ父親が、安心して語り合えるオンライン座談会です。「娘とどう接したらいいのか、わからない」という悩みを共有し、子育てのヒントを見つけてみませんか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です