カラオケ十八番は福山雅治、30年前の熱唱が忘れられない

福山雅治の「All My Loving」は、私のカラオケ十八番。とはいえ、もう何年もカラオケには行っていません。もし行くとしたら、選ぶのはやっぱり30年くらい前の懐かしいヒット曲ばかりになりそうです。いわゆる、懐メロというやつですね。

この曲と出会ったのは、深夜ラジオ「福山雅治のオールナイトニッポン」。私が彼のファンになったきっかけでもあります。毎週欠かさず、カセットテープに録音しながら聴いていました。今ではYouTubeや配信で簡単に聴ける時代、便利になったものです。

ラジオって、声しか聞こえないぶん、想像力がかき立てられるんですよね。福山さんの軽妙でユーモアあふれるトークは、まるで別世界への旅。ときに、いや…たいていは下ネタ(笑)。今では放送できないような内容も多かったですが、それがまた面白くて、深夜にひとり大笑いしていました。

新曲の初オンエアとなると、初めて聴くメロディーのはずなのに、自然と口ずさめるアップテンポな曲が多くて。「All My Loving」もまさにそんな一曲。私は一人暮らしだったので、深夜に一人でノリノリ、思わず小躍りしていたかもしれません(笑)。

特に好きなのが、「き〜み〜が〜、あつ〜い〜よ〜」のサビ部分。ここは気持ちよく声が出せるところで、当時の私はマイクを握りしめて、えびぞりしながら熱唱してました。今思えば、若気の至りというか…アホだったなあと、クスッと笑ってしまいます。

そういえば、友人のだいちゃんは歌がめちゃくちゃ上手くて。ミスチルの「抱きしめたい」が彼の十八番でした。カラオケに行くと、必ず最初に予約するのがこの曲。メロディーが流れ出すと、ざわついていた部屋が静まり返るくらい、みんなが聴き入ってました。サビの「ある〜いて〜いこ〜お〜」で声が裏返る瞬間は、毎回ハイライトでした。

それにしても、もう30年も前の話なんですよね。それなのに、不思議なくらい記憶が鮮明です。大きな出来事ならともかく、たわいもない時間の一つひとつまで、なぜかよく覚えている。当時の空気、交わした言葉、すべてが今でも心に残っています。やっぱり、友人との思い出って、かけがえのない財産ですね。

またあの頃みたいに童心に戻って、福山さんの楽曲メドレーを熱唱したいなあ。一人カラオケ? うん、悪くない。行くかどうかは別として…ひとまず妄想の中で楽しんでおきます(笑)。


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