木村拓哉(きむらたくや)。言わずと知れたトップアイドルであり、いまやトップ俳優として活躍を見ない日はありません。特に私の世代は、彼と共に時代を過ごしてきたと言って過言ではないでしょう。ちなみに私は同じ年ということもあり、別の意味で好感を持ってしまいます。
真っ先に記憶が蘇るのは、テレビドラマ「ロングバケーション」。いわゆる「月9」発祥のようなもの。この頃から、世の中に旋風を巻き起こしたのではないでしょうか。木村拓哉が演じるピアニスト・瀬名(せな)のピアノ演奏は、音楽に関心のない私ですら心に染み渡ります。
とにかく当時の視聴率が半端ない。彼が主演するドラマは、軒並み高い数字をたたき出すのです。「ビューティフルライフ」では、ファッションが注目されたことを覚えています。町中にオレンジ色の服が広がり、当然のように私もその流行を追いかけるのです。
そして今、再び私が魅了されているのは「教場(きょうじょう)」。テレビで再放送されたことをきっかけに、どハマりをしている最中です。このドラマは、木村拓哉の新境地とも言えるものだと感じます。なぜならば、恋愛ドラマのような場面は一切なくシリアスなストーリーだからです。
最初から最後まで息を抜けない展開に、ほとんどテレビを見ない私が微動たりせず視聴。謎めいていて恐怖の連続ですが、自然と心を温めてくれます。気が付けばあっという間の約二時間。終わってしばらくは、衝撃的な演技の余韻に浸ることができます。
さあ、次はいよいよ映画「教場Requiem」です。こちらは2月20日公開なのですが、ポスターから伝わってくる迫力に高揚が抑えきれない気持ちです。やっぱり、風間公親(かざまきみちか)の右目が気になって仕方ありません。何かを訴えているのではないか、そう感じてしまうのは私だけでしょうか。
久しぶりに仕事以外でワクワクしています。木村拓哉は、私にとって人生の伴走者とも言える存在。パイロット、美容師、検事、さまざまな役柄を演じてきたその一時一時が、私に活力と勇気と興奮と……。これだけのものを人に与えられるなんて、とんでもない才能、いや努力と言いたい。
私と同じ年(これを言うだけで娘からは反感を買う)だけで、嬉しさやら誇らしさがこみ上げてくる。同じ時代を生きててよかった!











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