今朝は6時に起床、いよいよ今日からお弁当作りのスタートです。ほぼ毎日、長女と私は昼食にお弁当を食べています。今までは妻が作っていたのですが、負担が大きくなる一方。そこで、ほどんど料理ができない私がお弁当作りに挑戦することになったのです。やらされるのではなく、自らの意思でやることにしました。
何しろ経験がないことですから、何をどうしていいのか分からないのが現状。少しでもスムーズに事が運ぶよう、昨日は長女にアピタへ同行してもらい食材を揃えました。ピーマン、焼きそば、シュウマイ、鶏もも肉、カット野菜、ミートボール、弁当箱に詰めるイメージを持ちながらの選択です。
まず最初に取り掛かったのが、厚焼き玉子。卵2個をお椀に割って、テンポよく菜箸で溶き始めます。ここだけの作業は自分で言うのも変ですが、できる風(笑)です。そして専用のフライパンで焼き始める、ここからが難関なのです。私は料理番組で見た映像を思い出していました。
「確か、溶き卵を何度かに分けて焼いていたよな」と、ゆっくりフライパンの上に流し込みます。焼いたときにできる気泡を箸でつぶしながら、前後左右に揺らしながら、卵の厚さが均等になるようにと緊張感が漂います。私はすでに、白衣を着た料理人になりきっていました。
ウインナーは火が通りやすいように、包丁で切り目を入れます。ピーマンは中の種を取り除いて、4分の1にカット。厚焼き玉子で使ったフライパンを洗わず、そのまま使用することで手間を省きました。集中できているせいか、自分でも驚くほど手際よく進んでいきます。
最後はお弁当に詰める工程、これが結構苦労しました。厚焼き玉子を縦にしても、横にしても見栄えよく収まらないのです。試行錯誤の末、ご飯との仕切りを調整することで解決できました。おかずの色どりにも気を配った結果、厚焼き玉子が黄色、ウインナーが茶色、ピーマンが緑色、プチトマトが赤色といった具合です。
お昼を迎えるころ、私はいつものように車中でお弁当を食べ始めます。「今ごろ長女も弁当箱を開いているのかな」「美味しく食べてくれるのだろうか」そんな想いが、自然と心の中に湧き上がってきます。今までに経験したことのない感情で、なんとも温かい気持ちになります。
今はもう、明日のお弁当メニューのことで頭がいっぱいです。これから毎日続くかと思うと、妻の悩む理由が理解できました。ただその想いを上回るのは、長女にお弁当を作ってあげられるという充実感。愛情をカタチにできることって、素敵なことなんだなと思いました。
慌てふためきながらも、頑張る自分を認めてあげたくなります。まだまだ、できる!これからも挑戦は続きます。











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