連日の猛暑、もう口を開けば「暑い!」という言葉しか出てきません。東海地方はまだ梅雨明けしていないようですが、季節は真夏そのものです。こうなってくるとスタミナをつけようと、食べたくなるものがあります。私が真っ先に思いつくのは「焼肉」です。
私はお気に入りの焼肉店があります。それは誰もが知る名店、「焼肉の山力(やまりき)」です。このお店は安い!旨い!早い!の三拍子揃っていて、文句のつけどころがありません。まさに、だい、だい、だーい、満足のお店なのです。もう想像するだけで、すぐにでも行きたくなります。
お店は道路に面した場所にあります。開店前には平日であっても行列ができています。時々お店の前を車で素通りすることがありますが、それでも食欲をそそる匂いが漂ってきます。匂いだけでも、ご飯三杯は食べられるのではないかと思うくらいです。
店内は昭和の雰囲気を感じさせます。店員さんも愛想のいい方ばかりで、活気に満ち溢れています。焼肉が美味しいのはもちろんですが、「カルビ一丁!」などと威勢のいい声が飛び交うことで元気をもらえます。開店から閉店まで常に満席状態、お客さんも皆楽しそうです。
私にとっては夏の疲れを一気に取り戻す場所ですが、実は唯一気になるところが…。それは煙。肉を焼いたときに出る煙の量がハンパなく多いのです。最近は無煙ロースターを使う焼肉店が増えてきましたが、ここは卓上のガスコンロです。店内は煙が蔓延していて、しばらくすると目に沁み始めます。
これぞ焼肉の醍醐味!と言いたいところですが、子供たちが食べながら悲鳴を上げてしまいます。私はというと、焼肉の美味しさに魅了されっぱなしで全く気になりません。食べたい意欲が強すぎて、「そんなに煙が気になるなら、水中眼鏡をつけらたどうだ」と冗談を言ったこともあります。
こうしている瞬間も、ますます食べたくなる一方です。もはや、自分がお店で注文する姿を想像してしまっています(笑)。家族全員が焼肉を楽しめる環境はないものかと、悩ましく感じることもあります。「くそー、煙さえなければ!」と叫びたくもなります。
いずれにしても、尋常ではないこの暑さ。規則正しい生活をしながら、乗り切りたいものです。みなさんも十分お気をつけください。「あ、そう言えば山力にはカウンターがあったな」と、一人焼肉を妄想で楽しむ私がいるのでした(笑)。
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