言葉よりも、背中で語れる父でありたい

学生たちは夏休み真っ只中。もちろん、我が家の娘たちもそうです。

自分自身の夏休みを思い出してみると、宿題を後回しにして遊びに夢中になっていました。そのツケが回ってくるのが夏休み終盤。放置していた宿題に追われ、一日中机にかじりついていた記憶があります。まさに無計画そのもの、目標も特になく、ただ時間が過ぎていくだけの夏休み。

そんな自分の過去とは対照的に、長女は毎晩遅くまでリビングで勉強をしています。家族の中で一番寝るのが遅いのは彼女です。

なぜそこまで頑張れるのか――それは、「目標」があるから。来月中旬に行われる「日商簿記2級」の検定試験は、長女にとって進路を左右する大きな挑戦。学校では特別補習が行われており、彼女はそれにも積極的に参加しているようです。

一方、次女は毎朝早く起きてトレーニングに励んでいます。家族の中で二番目(ちなみに一番は妻)に早起きです。

なぜそこまで努力できるのか――やはり、「目標」があるから。12月に京都で開催される全国高校駅伝大会への出場。これは次女にとって、単なる夢ではなく現実的な「通過点」になりつつあります。ときには丸一日、練習に打ち込むこともあるようです。

親ばかかもしれませんが、二人とも素晴らしい夏を過ごしているのではないかと感じます。何よりすごいのは、その目標が親や先生に与えられたものではなく、自ら見つけ出し、挑んでいるものだということです。

「やりたいことが見つからない」なんて話もよく耳にします。そんな中で、しっかり目標に向かって歩いている娘たちは、私の誇りです。

彼女たちを見ていると、「自分にできるサポートは何だろう?」と、つい考えてしまいます。無理に関わろうとして、思春期らしい反発を買うこともしばしば(苦笑)。

親の生き方や考え方が、子どもに大きな影響を与える――これは日々強く感じます。私自身、父母の背中を追いかけた意識はなかったものの、ふとしたときに「オレ、父親と同じことしてるな」と思うことがあります。

娘が私をどう見ているのか、本当のところは分かりません(きっと尊敬はしてないでしょう、笑)。ひとつ意識しているのは、言葉ではなく「行動」で語れる父親でありたい。それが私なりの父親像であり、サポートだと思うのです。

そのためには、私自身が「目標を持って生きている大人」でなければならないと、改めて感じています。

最後にーー
娘たちへのメッセージ

「あなたたちの頑張りは、パパの生きる励みです。目標達成を、全力でサポートするからね!」


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