親子で挑んだ“お金の授業”スタッフ体験記

今日は岐阜県大垣市にあるソフトピアジャパンへ、長女と一緒に出かけました。目的は、親子向けイベントのサポート。私の仕事仲間が主催、小学生の子どもと保護者を対象にした、「お金の勉強」をテーマにした催しです。学校ではなかなか教わらない内容だけに、私自身もどんな一日になるか楽しみにしていました。

不安と期待が入り混じる朝
朝7時半、自宅を出発。会場まではおよそ40分の道のりです。イベント内容を詳しく聞かないまま現地へ向かったため、正直なところ車中では少し不安な空気も漂っていました。同時に、「子どもたちと触れ合えるのは貴重な機会」という期待感もありました。純粋な心を持つ子どもたちに、元気をもらえることが多いからです。

現地での準備と、娘の意外な成長
到着すると、主催者のご夫婦が明るく迎えてくれました。男性の年齢が私と同じだと後から知って、なんだか親近感も湧いてきます。挨拶を交わし、さっそくスタッフ全員で会場設営へ。机や椅子の配置、ホワイトボードの準備、資料の確認など、ひとつひとつ段取りを確認しながら準備を進めました。

初めての社会経験となる長女には、「大丈夫かな?」という思いが正直ありました。ところがそんな心配はすぐに吹き飛びます。娘は資料を片手に、「私これやるから、パパこっちお願い」とテキパキと指示。私の予想を良い意味で裏切る姿に、思わず口元が緩みます。「こいつ、なかなかやるな」と、心の中で娘の成長を噛みしめる瞬間でした。

子どもたちの笑顔に感動
やがて、定刻になると親子が次々と来場。会場は一気に賑やかになります。娘は受付係を担当し、スムーズに名前を確認して名札を配布。私はその様子をそばで見守りながら、子どもたちの笑顔に心が和みます。

今日の主役は、まぎれもなく子どもたち。クイズに取り組む真剣な眼差し、大人の話に耳を傾ける姿勢、その一つひとつが胸を打ちます。嬉しさがこみ上げてきて、自然と声も大きくなってしまいました(長女には「声が大きすぎる」と注意されましたが…苦笑)。

父としての静かな喜び
イベント終了後、帰宅する車の中で長女はすぐに夢の中へ。緊張感の中での初めての社会体験、おそらく想像以上にエネルギーを使ったことでしょう。

娘が今日の体験から何を感じ、何を得たのか。それが今後の人生にどうつながっていくのか…。答えを急がず、静かに、温かく見守っていきたいと思います。

お疲れさまでした。そして、ありがとう。