今日の文章は昨晩書く予定でしたが、思わぬ事件?で一部内容を変更して書くことにしました。何が原因でこうなったのか、それは長女の「保護者会」に参加したのがきっかけです。高校3年生のこの時期は、進路について考えなければなりません。担任の先生と相談をする貴重な時間なのです。
私の心づもりとしては、長女の前向きな夢について書きたいと思っていました。がしかし、保護者会でのやりとりに対して長女が不満を漏らします。「なぜ、先生にあんなことを聞いたの?」そう問いかけてくると、「聞いて何が悪いのか」と私は反論。そこから壮絶な口論が始まってしまったのです。
保護者会で得た情報は、長女にとって有意義なものだと信じていました。ところが、私が先生にした質問が余計なことだったのです。どうやら事前に長女から教えてもらっていた内容で(私には記憶がない…)、話が重複していたようです。「私がちゃんと親に言ってないみたいじゃない!」と、私に怒りをぶつけてきます。
私には長女の態度が納得できませんでした。「大切なことなのだから、何度質問してもいいのではないか」と。長女は来月下旬に大切な資格検定が控えています。いかなる手段を使ってでも合格に導くことが父親の役割、そう考えると頑なな姿勢になってしまうのです。
長女も私も、反論に反論を重ねて事態の収拾がつきません。その間、なぜか同じテーブルにいたのは次女。そばで繰り広げられる口論をよそ目に、黙々と何かを食べています。その時は怒り心頭であまり気にはならなかったのですが、冷静になって考えてみると少し滑稽です。
「もう応援はしない!」と、長女に暴言を吐いてしまったことを後悔しています。タイムマシーンがあるのであれば、時間を遡りたいくらいです。つい感情的になってしまい、言葉のコントロールが効かない状況でした。後悔先に立たず、今できることは長女に謝ること。
「昨夜はごめんね、パパが言い過ぎた」
進路を決めるのは本人、私が決めるのではありません。このことを私は肝に銘じます。思い返せば、私も10代の頃は進路について真剣に考えたことがなかったように思います。それでも両親は、私を尊重し支えてくれました。あの頃の親の姿を、今の私がなぞる番です。
それにしても、次女のメンタルには頭が下がります。「我関せず」がモットーなのかな(笑)。
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