今日のワーケーションはmozoワンダーシティ。昼食は車中で済ませ、フードコートのカウンター席で作業をすることにしました。目の前には大きな窓ガラス、高速道路と多くの車が行き交う風景があります。少し都会の雰囲気を感じながら、タイピングを始めます。
なぜこの場所にいるのか。それは何気ないフェイスブックの友達申請から始まる話。まさかその相手からメールをもらうとは、思いもしない展開が待っていました。「ご無沙汰してます😄お元気してますか?」のメッセージを見た瞬間、苦楽を共にした研修の日々を思い出すのでした。
彼は前職時代の同期生。地元は静岡なのですが、こちらに来る用事があることで再会のきっかけとなったわけです。約18年ぶりになるので、前日に研修時の写真を何枚か準備。その写真を見ると、当時の研修の厳しさや仲間との思い出が蘇ってきます。きっと話に花が咲くだろうとワクワクしてきます。
待ち合わせ場所に到着してスマホを眺めていると、相手からの着信があります。「今どこにいます?」と、懐かしい声の響き。「2階のZARAの近くにいるよ」と答えると、「俺もすぐそばにいるよ」と返事。辺りを見回しても、それらしき人物は発見できません。
しばらく私がキョロキョロしていると、「あ、河村さん見つけた」スマホで話しながら近づいてくる人がいます。私服を着ていましたが、すぐに本人だと分かりました。(当時と何も変わっていない…)安心感と嬉しさがこみ上げ来ます。お互い満面の笑みで挨拶を交わし、そのままフードコートへ移動。
午前中のフードコートは、人もまばらで空席が目立ちます。円卓を4席で囲む場所に腰を下ろし、余裕のあるスペースがお互いをリラックスさせます。さほど緊張感もなく、会話がすぐに始まりました。会っていない時間が長すぎて、聞きたいことばかりが先行します。
相手の話を聞いていくうちに、「人生いろいろあるんだな」としみじみ感じ始めます。仕事のトラブル、上司部下との人間関係、家族のこと、数々の障害を乗り越えて今がある。私も全く同じ境遇があるだけに、より心の距離が近くなりました。同時に妙な安心感もあったことは確かです。
あっという間に3時間が経過。気づいたら、辺りの空席がほとんど埋まり多くの人で賑わっています。名残惜しさも感じながら、別れる直前まで会話。「じゃ、また」と背中(どこか寂し気)を見せながら去っていく姿に、心の中で何度も「ありがとう」と言いました。
たった半年間の研修でしたが、寝食を共にし苦しい時間を乗り越えてきた仲間は、間違いなく特別な存在です。私も毎日が挑戦(不安も同居)ですが、大きな勇気をもらった気がします。今度彼に会うときは、私が与えまっくて感謝される人になりたいと思います。
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