長女も次女も、まもなく中間テストを迎えます。テスト前の1週間ほどは、学校でも「勉強期間」とされており、二人とも成績を上げようと一生懸命取り組んでいます。普段以上に集中している様子を見ると、その姿に思わず感心してしまいます。
長女は簿記やマーケティングなどの専門科目も勉強しています。私が問題を見てもまるでちんぷんかんぷんで、もはや手助けできる領域ではありません。「何かできることはある?」と声をかけても、「大丈夫だから」とあっさり返されることが多いように思います。
次女はというと、実にマイペース。これは、いい意味でそう感じます。自分のやるべきことをしっかり理解し、計画的に取り組んでいるようです。わからないことがあっても、まずは教科書を見ながら自分で解決。私に質問してくることはほとんどありません。
それぞれ自分の部屋があるのですが、ときどきダイニングテーブルで一緒に勉強していることもあります。試験日程が違うため、勉強のリズムや休憩のタイミングはバラバラ。それでも同じ空間にいることで、お互いに刺激を受け、集中力が高まるようです。
二人の姿を見ていると、自然と私自身の学生時代を思い出します。もちろん、私にも中学・高校の時代がありました。試験勉強も、それなりにしていた記憶があります。夜遅くまで机に向かい、睡魔に負けて朝になって焦ったり…。正直なところ、私は勉強が好きではありませんでした。
今でも、仕事の中で研修や資格取得の勉強をすることがありますが、あの「試験を受ける」というプレッシャーはやっぱり苦手です。試験が終わるまで、ずっと気が重い。だからこそ、私には「ご褒美」が必要なのかもしれません。まるで、ニンジンをぶら下げられた馬のように(笑)。
大人になって感じるのは、「苦手を克服するよりも、得意を伸ばすことが大事」だということ。嫌なことから逃げるわけではありませんが、自分が「好き」で「夢中になれる」ことに時間を使う方が、自分らしさが発揮できると思うのです。
娘たちもこれから、いろいろな困難に直面するでしょう。でも、自分の「好き」で「得意」なことが見つかっていれば、それが困難を乗り越える原動力になるはずです。どんなきっかけで「これだ!」と気づくかは分かりませんが、たくさんの経験と出会いの中で、ぜひ見つけてほしいと願っています。
とはいえ、まずは目前の中間テスト。どんな結果になっても、受け入れることができる努力をしてくれたら嬉しいです。まずは父親として、今できるサポートを全力でしていきたいと思います。
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