えっ、これレシピ本で作れるの?驚きのスパイスカレー体験

こんにちは。今日は、ちょっと心温まる体験をシェアしたいと思います。

先日、お客様である大野さん(仮名)のお宅に訪問した際、手作りのスパイスカレーをご馳走になりました。

実は大野さん、料理が大好きで、これまでも何度か絶品の手料理でもてなしていただいています。こちらがお世話をしなければならない立場なのに、逆に美味しいご飯をいただくばかりで、毎回恐縮してしまいます。それでも、大野さんの温かな好意には、いつも心から癒されるのです。

大野さんは「料理本にレシピが載っているから、誰でも作れるよ」と、さらりと謙遜されます。確かにレシピを見れば、必要な材料や手順はきちんと書かれています。でも実際に作ってみると、なかなか思い通りにいかないもの。私も過去に料理本を頼りに挑戦したことがありますが、結果は…まぁ、苦い思い出です(笑)。

この日も、私がテーブルに座るとすぐに、大野さんはキッチンへ。しばらくして、部屋中にスパイスの豊かな香りが広がってきました。香りだけでご飯三杯いけるんじゃないかというくらい、期待が高まり、思わずそわそわ…。気づけば口の中は唾液でいっぱいになっていました。

そんな私の様子を見てか、大野さんはスパイスカレーに加えて、なんと私の大好きなナンまで用意してくれました!カレーとナン、この最強コンビに、心の中でガッツポーズ。「熱いうちにどうぞ」と声をかけられた瞬間、遠慮も礼儀もすっ飛んで、我慢できずに食べ始めてしまいました。

そして、一口。もう、言葉になりません。辛さ、風味、コク、その全てが絶妙で、私好みの味わい。「美味しい」なんてひと言では到底足りず、心の中で何度も「旨い!」と叫びながら、夢中でカレーを頬張りました。

食事をしながら、大野さんといろいろな話をしました。その中で、私は大きな気づきを得ました。大野さんは、単に料理が好きなのではなく、「誰かを喜ばせること」が好きなのだということ。料理を振る舞い、相手の笑顔を見ることに、心から喜びを感じているのだとわかったのです。

「人を喜ばせる」

こんなシンプルで、それでいて最強の考え方が、良好な人間関係を築く鍵なんだと、改めて教えられた気がしました。正直なところ、私はまだまだ自己中心的になってしまうことがあります。そんな時は物事がうまくいかないことが多い…。でも今回、大野さんと過ごした時間を通して、自分を見つめ直すきっかけをもらいました。

最後に一言。「大野さん、今日も最高に美味しい時間をありがとうございました!」