いきさつを読む
昨夜自宅に帰宅すると、リビングテーブルの上に一通の封書が置いてあります。「これは!待ちに待った人間ドックの結果通知だ」思わず大きな声が出てしまいました。ソファに座っている次女は相変わらずスマホに集中していて、私の異常な行動にも我関せずといった様子。
私はすぐにでも封書の中身を確認したいと思いましたが、そのまま手に取り2階の自室へと向かいます。なぜなら誰の視線もない中、一人きりで結果を確認したかったのです。人間ドックはベストコンディションを維持するために、なくてなならないもの。行動計画の最優先事項です。
毎年受診結果は注視しますが、今回はこれまで以上の特別な想いが存在しました。「肺活量の数値」が気になっていたのです。これまでの判定は「D判定」。私の目標は全項目「A判定」を目指しているので、改善するためにトレーニングを積んできました。
仕事が終わると、木曽川体育館のトレーニング室へと足を運びます。ランニングマシンで肺機能をアップさせることが目的です。最初はゆっくり走りますが、すぐに息を切らし長続きしません。運動不足を実感しながら、それでも継続することで徐々に走るペースを上げていきます。
「この努力は必ず結果に結びつくんだ」ギリギリの状態で走りながら、いつも自分にそう言い聞かせます。明確な目標があるからこそ、強い気持ちが私を突き動かします。人間ドックの結果は、私にとって「挑戦」を意味してしました。だからこそ、真剣に結果と向き合いたいと思いました。
両面テープで封緘してある封書を、ハサミも使わず半ば強引に手で開封します。書類を取り出すと、すぐに目に入る総合評価。「D判定」との記述。「なぜだ?肺活量は改善できていないのか?」そう思いながら、何枚にもわたる結果表を急いでめくります。とにかくトレーニングが報われたのか、知りたい一心です。
肺活量は「A判定」。「きたー!基準値を達成している!」誰もいない部屋で、渾身のガッツポーズを何度も繰り返す私。同時にトレーニングに励んだ日々が、走馬灯のように思い出されます。今日ばかりは自分を自分で褒めてやりたい、なんだか自分のことを愛おしく感じます。
「じゃあ、総合判定はなんだったんだ?」肺活量は改善されているのに、なぜ「D判定」なのか。結果表の最後に所見の記述が。一瞬気持ちが落ち込みますが、不思議とすぐに前向きな思考に塗り替わっていきます。「今度はここを目標に取り組んでいこうじゃないか」と。
人間ドックの全項目で「A判定」とはならなかったものの、今日からまた新たな挑戦が始まります。まだまだこれから。年齢を重ねるごとに若返りを図ります。「河村直紀はできる」そう確信しながら、また結果表をしみじみ眺める私なのです。











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