「ReFaって何?」から始まった、父のサプライズ作戦。


いきさつを読む

12月3日の夜を迎えます。仕事を終えた私はリビングで寛ぐこともなく、自宅2階の仕事部屋へ直行。クローゼットの奥には次女の誕生日プレゼントが忍ばせてあります。いわゆる誕生日サプライズを計画したのです。事前に欲しいものを聴くこともなく、準備を進めていました。

次女が一体どんなものに興味があるのか、皆無に近い状況です。私は誕生日が近づいてくると、次女の普段の行動に注目するようになります。今一番熱中していることは、間違いなく陸上競技でしょう。次女は絶やすことなくトレーニングに励んでいます。ならば、陸上関係のものがいいのだろうか。

ある土曜日、私はお客様宅で商談をします。リビングに通していただくと、家族全員がゆっくりとした時間を満喫中。ご夫婦はテーブルに横並びに座り、娘二人はこたつに潜り込んでいます。「上の子は私の次女と同じ年だったな。そうだ、欲しいものを聴いてみよう」我ながらいいアイデアだと。

父親が私の気持ちを察して、「河村さんに、学校で流行っているもの教えてやって」と娘にお願い。娘はこたつから体を起こして、恥ずかしそうに両腕を隠します。どうやら、半袖で他人に腕が見えてしまうのが嫌みたいです。にもかかわらず、一生懸命考えてくれる姿に心が温かくなります。

娘は真っすぐな声で「みんなが興味あるのは、ReFa(リファ)だと思う」と。せっかく教えてもらったのに、私はそれを聞いても何のことかピンときません。やはり中学2年生が興味を示すのは、私のような50代の男性には無縁のもののようです。急いで鞄から手帳を取り出し、忘れないように書き留めます。

数日後にReFaのブラシを購入。「本当に喜んでくれるのかな……笑顔を見られるのだろうか……」半信半疑を拂拭する間もなく、プレゼントを渡す瞬間が訪れます。リビングのソファに座る次女に向かって、「誕生日おめでとう!(内心はドキドキです)」。ほぼ同時に、プレゼントを目の前に差し出します。

すると見る見るうちに、次女の表情が変わり始めます。次女からは「ありがとう(それほど感情はこもっていない)」の一言ですが、嬉しさを押し殺すかのような態度。長女からは「パパ、ReFaは女子の気持ち分かってるよ」と、太鼓判をいただきました。

私がプレゼントを選んでいたら、間違いなく次女の笑顔が遠ざかる結果になっていたことでしょう。「誕生日ケーキのロウソク事件」を発端に気持ちがどんより曇っていましたが、ようやく晴れ間が差し込んできました。私の目標は「妻子の宇宙一の理解者であること」ーーまだまだ修行が足りません。


思春期の娘を持つ父親のための
「オンライン座談会」開催中

思春期の娘を持つ父親が、安心して語り合えるオンライン座談会です。「娘とどう接したらいいのか、わからない」という悩みを共有し、子育てのヒントを見つけてみませんか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です