情熱大陸とともに、眠気が吹き飛んだ夜

昨日は少しばかり、夜更かしをしてしまいました。私が好きなテレビ番組「情熱大陸」を見てしまったからです。夜11時までに就寝すると決めてはいるものの、気が付いたら11時半となっていました。若干の眠気にも負けない、相変わらずの面白さ。完全に欲求に負けた形です。

この番組に惹かれる理由は、「夢を追いかける人の情熱」が私自身を鼓舞するからです。一心不乱、一点集中、不退転、いかなる困難があっても前に進み続ける。こんな生き方を見せつけられたら、勇気が湧かないはずがありません。もちろん、私も心に火を付けられました。

番組の冒頭、葉加瀬太郎の作曲「情熱大陸」が流れ始めます。このメロディーを聴くと、急に血が騒ぐというか、眠気も吹き飛ぶ興奮が沸き起こってきます。今回は、古着店の店主・栗原道彦に密着。一着一着との出会いにロマン求めて、アメリカ2万㎞買い付け旅の過酷を放送しました。

広大な原野の高速道路をひた走る車は、一体どこまで行くのだろうかと思うほど。まるで古い西部劇のような、いまにもインディアンが現れそうな景色は日本ではありえない景色です。インタビューに「これは、リアルロールプレイングゲームだ」とコメントしたのには、心の底からうなずけます。

一年の三分の一は日本を離れて、たった一人でアメリカに滞在すると言います。「家族と離れて寂しくないのだろうか」私なら孤独に負けてしまいそうな気がします。「大変なことがたくさんあるけど、好きことやっているから楽しい」と答える言葉に、勇ましさが伝わってきました。

「好きなこと、たった一度の人生、思いっきり生きなきゃ損だよな」自分を説得するように、何度も繰り返し心の中で呟きます。深夜のリビングは私一人きり。ソファに寝ころびながら、途中独り言も言いながら、とてもリラックスできる時間になりました。

エンディングは葉加瀬太郎の作曲「エトピリカ」。どこか寂しさを感じながら、ソファから立ち上がり洗面台へ。見終えた満足感に浸りながら、もくもくと歯を磨きます。ベッドに横になると、眠いのに眠くない、変な感覚です。きっとワクワクした感情がそうさせているのでしょう。

翌朝は案の定、睡眠不足を感じる目覚め。でもこれでいいのです。「情熱大陸」は心のドリンク剤のようなもの。私も2万㎞を走行するくらいの気力で、人生楽しみたいと思います。


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